2015年2月19日木曜日

[OPC]取り巻く環境を考える

正直今のままではOPCは潰えるんじゃないかと思う。
OPCに応募してた時から思ってた。
なんで?どうしたらいい?を考える。

1.現状分析
・コミュニティがクローズド
 連絡網的なものは存在しているが、
 技術的な要素をそこに書いたところでGoogle先生の検索に引っかからない。

・オリンパスとしての事情がある
 利権の問題からSDKのソースを公開することはできないし、
 こちらから案を提示しても、会社として中途半端な回答はできない。
 会社として運営しないといけない事情の壁はとても高くて、
 OPCの中の人が即応できないのは、理解している。

・中長期スケジュールが不透明
 現状でテスターに3月以降のロードマップが提示できていない。
 
・Androidのルーティング問題
 AndroidとOPC接続中はモバイル通信が使えない。
 現状で上がってる案をまとめると、
 1.rootとってルーティングテーブルいじる
  →一般ユーザから見てアウト
 2.PCとつなげてadb forwardでPC経由で通信
  →環境面でハードルが高い
 3.Android5.0ならMultiple network connections可能
  →要ライブラリ修正
 4.WiFiOFFしてモバイル通信
  →リアルタイム性が亡くなる
 あとちょっとで製品発売なのにこの問題があるのは、
 正直きつい。

・技術共有に不安
 公式HPにちょっとのってるけど、見てくれの問題で更新が絶対的に少なくなる
 何よりも実際ベースの実装については書けないと思う。

2.問題抽出
・技術的ノウハウの共有ができていない
 →現在のコミュニティがそういう環境じゃない。
   SDKを使う時のお作法のお話とか、もっと早く共有したほうがいい。
   GetheringのSDK説明会のときにちょろっと話しただけ
・OPC運営の即応性が低い
 →オリンパスの事情があるからショウガナイ
・ロードマップが不明
 →オリンパスの事情があるからショウガナイ

要は、オリンパスとしての事情を考慮しつつ、コミュニティを改善できればいい

3.改善案
・オープンで適度に管理されたコミュニティサイトを作る
 →Googleの検索に引っかかるようにしたい。
・コミュニティサイトで、実装中機能をまとめる
 →Chromiumはまさにこの方式をとっていて、
  どのバージョンでどのような機能を乗せるのか、
  それがどの程度の実装状況なのかを公開している
  これで中長期のロードマップがわかる。
・コミュニティサイトで、ベータ版SDK公開
 →どうやったってテストには時間と工数がかかって、
  それだけユーザにSDK提供が遅れるくらいなら、
  ユーザにテストやらせたらいい。
  新機能が今すぐほしい人の需要が満たせて即応性が少し良くなる。
・コミュニティサイトで、技術ノウハウをまとめていく
 →将来的にお作法だとか、Webにストリーミングだとかはテンプレ化するからサクッと公開
   技術ノウハウがこれで共有できる
・コミュニティサイトができるまでに時間がかかるので、
 それまでは個人HPで技術的文章公開
 →書いたらOPC運営に見てもらって、
   内容が合っていることが確認取れれば公式HPにリンク公開
   公式HPより濃い内容の技術情報をすぐに公開可能になる。
・一通り実装が終わったOPCプロジェクトを対象に勉強会開催
 どのように実装したのか、課題解決したのかといったお話。
・こういう改善案を、テスターに聞く。

なんにしてもOPC運営主導じゃなく、ユーザ主導の環境作りが重要だと思う。

4.今思い出した話
・OPCが発売したら、利用規約変えますよね?
 そうしないとアプリ公開できないですけど大丈夫ですか?
・最終的にOPCの技術をスポイルしまくってOl.Shareを改善してほしい。
 これは個人的要望。

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